「食事の量は減らしてるのに、なかなか体が変わらない…」
そんな経験、ありませんか?
私もダイエットを始めた最初の頃、とにかくカロリーだけを気にして食べる量を減らしていました。でも体重は落ちても体脂肪率はなかなか下がらず、むしろ筋肉が落ちてしまってただ「痩せた」だけの体に。
転機になったのが、PFCバランスを意識した食事管理を始めてからです。
同じカロリーでも、何をどの割合で食べるかを変えただけで、体の引き締まり方が全然違いました。
この記事では、ボディメイクの土台となるPFCバランスの基本から、実際の計算方法まで、私の実例を交えながら解説します。
PFCバランスとは?3つの栄養素をざっくり理解しよう

PFCとは、以下の3つの栄養素の頭文字をとったものです。
- P(Protein)= タンパク質:筋肉・肌・髪などを作る材料。ボディメイクで最優先すべき栄養素
- F(Fat)= 脂質:ホルモンや細胞膜の材料。摂りすぎは体脂肪になるが、ゼロにしてはいけない
- C(Carbohydrate)= 炭水化物:体と脳のメインエネルギー源。トレーニングのパワーになる
カロリーだけを制限するダイエットでよくある失敗が、タンパク質が足りなくて筋肉まで落ちてしまうことです。
筋肉が落ちると基礎代謝が下がり、リバウンドしやすい体になってしまいます。体重を落としながら筋肉を守って体脂肪だけを減らすには、PFCそれぞれの量を意識することが欠かせません。
自分のPFCを計算する3ステップ

難しそうに聞こえますが、順番通りにやれば誰でも計算できます。実際に私が使っている方法をそのまま紹介しますね。
STEP1:消費カロリー(TDEE)を計算する
TDEEとは「1日に消費するカロリーの合計」のこと。これがわからないと、何kcal食べればいいかが決まりません。
計算式はこちらです。
TDEE = 基礎代謝(BMR)× 活動係数
基礎代謝(BMR)の計算式(ミフリン式):
- 女性:10×体重(kg) + 6.25×身長(cm) - 5×年齢 - 161
活動係数の目安:
| 活動レベル | 係数 |
|---|---|
| ほぼ座っている(デスクワーク中心) | 1.2 |
| 週1〜3回軽い運動 | 1.375 |
| 週3〜5回中程度の運動 | 1.55 |
| 週6〜7回ハードな運動 | 1.725 |
私の場合(体重58.6kg・身長150cm・25歳・週4運動)
BMR = 10×58.6 + 6.25×150 - 5×25 - 161 = 1,450kcal TDEE = 1,450 × 1.55 = 約2,248kcal
STEP2:摂取カロリーを決める
ボディメイク(脂肪を落としながら筋肉を維持)の場合は、TDEEから200〜300kcalを引いた数字を摂取カロリーの目安にします。
極端に減らすと筋肉まで落ちるので、マイナス500kcal以上は避けるのがポイント。
私の目標摂取カロリー:2,248 - 250 = 約2,000kcal
STEP3:P・F・Cのグラム数を計算する
摂取カロリーが決まったら、各栄養素のグラム数を出します。
ボディメイクにおすすめのPFC比率は P:F:C = 3:1:6 です。
各栄養素のカロリー:
- タンパク質(P):1g = 4kcal
- 脂質(F):1g = 9kcal
- 炭水化物(C):1g = 4kcal
私の場合(2,000kcalで計算)
- P(タンパク質):2,000 × 30% ÷ 4 = 150g
- F(脂質):2,000 × 20% ÷ 9 = 約44g
- C(炭水化物):2,000 × 50% ÷ 4 = 250g
💡 計算が面倒に感じる人は、食事管理アプリを使うのが断然ラクです。食べたものを入力するだけで自動でPFCを計算してくれるので、最初のうちは必ず使うことをおすすめします。
ソラの実際のPFC目標値を公開!

参考までに、現在私が設定しているPFC目標値をそのまま公開します。
| 現在 | 目標 | |
|---|---|---|
| 体重 | 58.6kg | 45kg |
| 体脂肪率 | 39.6% | 20% |
| 摂取カロリー | 2,000kcal | 2,000kcal |
| タンパク質(P) | 150g | 150g |
| 脂質(F) | 44g | 44g |
| 炭水化物(C) | 250g | 250g |
正直、最初からこの数値を完璧に守るのは難しかったです。特にタンパク質150gは、意識しないと全然足りない。
まずはタンパク質だけを優先的に意識するところから始めるのがおすすめです。タンパク質が足りていれば筋肉が守られて、体の変化が出やすくなります。
PFCバランスを食事で整えるコツ

数字で管理するのはわかった。でも実際の食事でどうやって整えるの?というのが次の疑問ですよね。
タンパク質を増やすおすすめ食材
| 食材 | タンパク質量(100gあたり) | 脂質 |
|---|---|---|
| 鶏むね肉(皮なし) | 約23g | 約1.9g |
| ギリシャヨーグルト(無糖) | 約10g | 約0.4g |
| 卵 | 約12g | 約10g |
| ツナ缶(水煮) | 約18g | 約0.7g |
| 木綿豆腐 | 約7g | 約4g |
この中で一番コスパがいいのは鶏むね肉。低脂質・高タンパクの最強食材です。調理のコツは別記事で詳しく紹介しています。
→ 関連記事:鶏むね肉を柔らかく仕上げる調理のコツ
コンビニでもPFCは整えられる
自炊が難しい日も、コンビニを使えばPFCを意識した食事は十分できます。
- サラダチキン:高タンパク・低脂質の定番
- ギリシャヨーグルト(無糖):タンパク質補給&腸活にも◎
- おにぎり(シャケや昆布):炭水化物補給に最適
コンビニで買えるおすすめ食品は、こちらの記事でまとめています。
→ 関連記事:コンビニで買える高タンパク商品5選
まとめ:数値を知ることが体型デザインの第一歩

この記事のポイントをまとめます。
- PFCとはタンパク質・脂質・炭水化物のバランスのこと
- カロリーだけでなくPFCを意識することで、筋肉を守りながら脂肪を落とせる
- 計算の手順は「TDEE算出→摂取カロリー設定→PFCグラム数を計算」の3ステップ
- まずはタンパク質の量を意識することから始めるのがおすすめ
「なんとなく食べる量を減らす」から「数値で管理する」に変えるだけで、体の変わり方は全然違います。最初は面倒に感じるかもしれませんが、1週間続ければ感覚がつかめてきます。ぜひ今日から試してみてください!
タンパク質を食事だけで補うのが難しいと感じたら、プロテインを活用するのもひとつの方法です。次の記事でプロテインの選び方を詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。
→ 関連記事:プロテインの種類別(ホエイ・ソイ)選び方


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